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続・団体戦2日目

とりあえずいきなり読み始めた人は
昨日と一昨日の記事を読んでください。。


というわけで始まりました、○ひろ・○えペアの試合。

最初はリターンゲーム
サーブの女の子は軟式上がりのビギナーだが
ストロークはなかなか威力があり
甘いボールもしっかりスマッシュを決めてくる手ごわい相手。

うちの陣形はフォアサイドに○ひろ、バックサイドに○え。
ということは、同点のときのフォアサイドのポイントは○ひろが確実に取っていかないと厳しいという状況。
それをわかっているのだろう、○ひろは冷静かつ力強いストロークで確実にポイントを取っていく
そして○えのリターン。
最初俺は、一球をコートに返せるだけで「よし!」と思いみていた。
はじめのほうの○えのストロークにはそんな不安があった。

しかし

ボールは確実に相手コートに返っていく
そして心強いのが○ひろのボレー
甘いボールを逃さず、きっちりポーチを決める。
デュースが続いたがこのゲームをとる。

1-0アップ。
すごいことだ。

続く2ゲーム目は○ひろのサービスゲーム
昨日の試合を見ている限りでも
この子のサーブは安心してみていられた。
なんともセンスのいいサーブを確実にいれてポイントを積み重ねていく。
フォア側のリターンの子はこのゲーム一回もサーブを返せなかったんじゃないかな。。

楽に1ゲームとり2-0アップ。

流れに乗りその次のゲームもブレイクし3-0アップ。
ものすごい心配なまま始まったゲームだが
初心者○えが相当うまくなっていたこともあり
このまま勝ってしまうのではないかと思うほどであった。

なにしろ○えは前衛のときが心強い!!
取れそうなボールにはしっかりと手を伸ばしていく。
決して鋭いボールを返せるわけではないのだが
確実に相手のコートに返してくれる。
つまりミスがとても少ないのだ。
そうしているうちに相手のミスを誘いゲームを取ってきた。

この流れ、いける!!と思った。

続く4ゲーム目。
ここは○えのサービスゲーム。
さすがにこのゲームは○ひろがストロークを打つ機会がないので
サーブもまだ安定していないこともあり、落としてしまう

3-1アップ
ここから流れが向こうに傾き始める。

続く5ゲーム目は相手のサービスゲーム。
このあたりから、当初つなぎ目のストロークに徹していた相手側が
普段どおりの強力なストロークに変えてくる。
その勢いに押され始め
このゲームもとられ

3-2アップ

コートチェンジで返ってきた○えに
○びが必死にサーブの修正点を伝えていたのが印象的だった

次のゲームは○ひろのサービスゲーム
俺は、このゲームは安心だろう、と思いながら見ていたわけだが
○ひろに異変が・・・

いままでどおり思い切りよく打てなくなったようだ
スコアも追いつかれ始めて、メンタル的な部分で弱ってきたみたい。。
得意だと思っていたサーブも2~3本ダブルフォルトし
このゲームを落としてしまう・・・

カウントは3-3
ついに同点・・・・

そのまま○ひろのショットは
サーブだけではなく、ストローク、ボレーにまでミスを誘発し
次の相手側のサービスゲームも落としてしまう。。

3-4ダウン
危ない・・・

コートチェンジ時
相当緊張してきた○ひろがいた。
何とか和ませようとする3人。
俺は、次のゲームが○えのサーブということもあったし
「とりあえず、もう一回チェンジコートでここに帰ってこれるように頑張ってこい」
といった。
すこしでも普段どおりに戻って欲しかった。
このあたりから2面展開になり、最後の男ダブである○原・○田ペアが入ることに
俺はベンチコーチに入っているため直に応援はできないが、頑張って欲しかった!

そして○えのサービスゲーム
サーブを見ていると
最初のゲームがネットばかりであったのに
今度はアウトが多くなっていることに気づく。
一回前の○びのアドバイスを実践しているのだ。
試合中に成長するとはまさにこのこと!
まだファーストは入らないが、確実にインに近づいている。
ホントこの子はすごい。。

ここでも比較的○ひろのボレーは冴えなくて
いままで飛び出していったボールも見送るようになっていたが、
なんとか○えがストロークをつなげ
しかも最後のほうはファーストが入りだし
このゲームをものにする

4-4

続くゲームも我慢の戦いとなる。
どっちも確実に点を取るというより
決め球を打ったが何とか返され、それがたまたまスペースに落ちて、点を取られる。
みたいなパターンが増えてきた。
そこをいかにして拾うか!みたいな戦い
結局うちらが制して

5-4
なんと逆転してチェンジコートを迎えおった
ホントこいつらスゲー

お次はちょっと不安が出てきた○ひろサーブ
「アンダーサーブ使ってもいいですかね?」発言にベンチの俺らも不安になる。
とにかく最初は強気で行け!!
とだけいって二人はコートへ戻っていった。

そしてゲーム再開。
やはり調子がいまいち
ダブルフォルトもしてしまう
俺はベンチから、アンダー使ってもいいぞ、といった。
しかし使わず、あくまで強気で攻めていった○ひろ
かっこいい!!
調子も徐々に戻ってきたみたいだ☆
しかし最終的には相手の当たりそこないのボールがいいとこに入りこのゲームを落とす。

5-5

つらい戦いになった。

続く相手側のサービスゲーム
引き続き調子の悪い○ひろ。
フォアサイドでのポイントを常に落とし
○えのリターンのときは常に一点ビハインドの状態が続いた。

しかし!!

ここで踏ん張ってくれたのが○え
リターンをしっかり返し
確実にポイントをとっていく
最初は予想もしなかった、○えが○ひろを引っ張っていく試合展開となった。
すごいぞ!○え。

デュースが続き、そんながんばる○えに触発されたのか
○ひろも復活!
このゲームをもぎ取る!!

カウント6-5アップ。。

ついにここまできた。
おそらく最後のコートチェンジ

次サーブの○えには
とにかく入れること、ダブルフォルトは絶対しないこと
ネットとか、そういう自分からのもったいないミスだけはしないようにとだけ言った。

できれば最後のゲームにして欲しい。
みんながそう思っていた第12ゲーム目に
信じられない光景を目の当たりにする

○えのファーストサーブが入るのだ!!
しかもかなり早くていいスライスのかかったサーブが。。

前2ゲームで少しずつ調整してきた成果がここにきてあらわれたのだ。
五本連続でファーストを決め
しかもそのうち3本はエース(ノータッチではないが)を決め
このゲームをものにしてしまったのだ!!

○えマジすげー!!!

初心者が半年足らずでここまでできるようになるんだぞ、
ということを見せ付けてくれた。
これをみて
オニオンは最初から強い子がいっぱいだから私なんて・・・
って思ってる人がいい影響を受けてくれたら嬉しいなぁと思った。


終わったあと○ひろは泣いてしまった。
それほどまでにいい試合だった。。
相手も泣いていたね。
確かに悔しい試合
どっちが勝ってもおかしくなかった


結局チームとしては最後の男を落としてしまい
2勝3敗でオニオンDの負け

男が全敗というなんとも情けない結果になってしまった。
遠目でしかみれなかったが、○原・○田ペアも頑張ってた!!

これだけみんなが頑張ってくれたのに予選通過できなかったのは
いうまでもない俺のせい。。

一年生中心のDチームにわざわざ4年生が入ってきたのに
大事なところでまったくいい仕事できなくて
ホント、悔やんでも悔やみきれない・・・

これからは基礎練習もそうだけど
もっと練習試合をたくさんしなければならない
テニスはうまいだけじゃダメ
強くなければいけないんだと思った。。

まぁ、負けてしまったわけだが
今年のDチームはいままでの歴史上一番といっていいほどの団結力を見せ
団体戦という行事をチームとして一番楽しめたのではないかと思う。。

いままでのオニオンズのC、Dチームは
どうしても戦力不足で
勝てなくて当たり前みたいな感じでやっていたので
応援に来ている一年生とかも自分のチームよりも
AとかBの応援に行ってしまったりして
非常に連帯感のない感じだったのを覚えている。

今年はアツイ試合もたくさんあり
Dの人たちの応援はもちろん
いままでとは逆にAやBやCチームからの応援もいっぱいきたし
強いチームとは違い、一戦一戦が必死なため
自分が頑張らなきゃ!
という気持ちが、とてもいい関係を築いていけたと思う。

終わってこんなに気持ちよく

Dチームで0次会をやろう!!
なんていってみんながのってきてくれることになるなんて思わなかった。
スゲー嬉しい♪


決勝トーナメントに残れなかったのは非常に悔しいが
俺にとって、そしておそらくDチームのみんなにとって
今年の団体戦はとてもいい思い出になったと思う。


3日連続でこんなに長い駄文になってしまってすいません
最後まで読んでくれた人がいたらありがとうございます!!
コメントでも残していってくれると嬉しいです(笑)

↓集合写真。E原監督不在(笑)
続・団体戦2日目_b0059863_2215117.jpg

by the-shadow-hunter | 2005-10-17 19:55 | オニオン
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